導入事例(ケースによる課題と解決策)
大規模接種会場の呼び出し案内システムの場合
課題
- 大規模接種会場では予診室ー接種室のレーンが6つあり、接種者の振り分けをする必要があった。
- 待機場所が広くマンパワーのオペレーションでは捌ききれないのが予想された。
- 銀行や市役所みたいな整理番号呼出システムを検討していたが、長期利用を前提としたリース契約ばかりでスポット利用できるシステムが見当たらなかった。
解決策
- 順番整理券システムをスポット利用。
- 広い待機場でも接種者全員が確認できるように複数の呼び出し番号モニタを設置。
- 呼出番号アナウンスを待機場所全体に聞こえるよう大型スピーカに接続。
今回レンタルした機器
今回レンタルに至った背景を教えてください。
大規模接種会場の設営を受託してから接種スタートまでに時間がない中、準備していましたが、オペレーション上接種者を5つある予診室に振り分ける必要があり、広い会場でどうやって振り分けるかを模索していました。銀行や役所にあるような番号呼出システムがいいんじゃないかとアイデアがでましたが、長期利用を前提としたリース契約ばかりでこまっていたところ、スタッフの一人がネットでナンバレットチケットの順番整理券システムで番号呼出案内ができることと、スポット利用できることを知り問い合わせた。
問い合わせた結果どうでしたか?
まず最初に地域的な問題がクリアできるかが不安でしたが、こちらの会場は福島県でしたが全国対応してるとのことで安心しました。
次にオペレーションに必要な機能・5つの窓口で呼出し操作は問題なく使えることがわかりました。
必要な機材、システム構成図を作って送ってもらい、会場運営チームとすり合わせをし、こちらで用意できる機材(モニタ)の調整を行いました。
レンタルにあたって決め手となったことは何ですか?
依頼から設置まで2週間の短い期間しかありませんでしたが、十分に対応可能だったことです。またこちらの要望のすべてに機能が満たしていたことが決め手でした。
さらに会場が延期になった場合も対応可能だったことです。
順番整理券システムをレンタル導入した結果はどうでしたか?
多い日で一日2000人以上の接種者数でもスムーズに対応でき助かりました。
市内で大規模接種会場を増やす際も同じシステムをスムーズに導入・運営スタートできたので助かりました。
今回のレンタルのポイント
- 会場(待機場所)が広いので番号表示モニタを4台設置。
- 日々の発券・呼出数が多くデータ容量を使うので、通信SIMを2つ用意し発券側・呼び出し側でSIMルータを分けて運用。
- 会場側で用意できる機材(モニタ)を使ってレンタルコストを抑えました。
今回のレンタルにかかった金額
順番整理券システム 基本セット | 100,000円 |
スタッフ操作iPad 6台 | 28,800円 |
オプション スピーカー | 2,000円 |
オプション 番号表示サーバー 4セット | 8,000円 |
SIMルーター 2セット | 9,600円 |
ロール紙 50巻 | 25,000円 |